この夏、(国スポ2026)全国の現場を回って見えたこと。THERMO ZEROが目指すこれから
更新日:2 日前
この夏、全国のスポーツ現場を回って見えたこと。THERMO ZEROが目指すこれから
「こんな暑さの中で、本当に試合をするんだ。」
この夏、全国各地のスポーツ現場を回る中で、何度もそう感じる瞬間がありました。
私たちTHERMO ZEROは、国民スポーツ大会ラグビー競技のブロック大会で、全国8ブロック・計20台のアイスバスを運用させていただきました。
福島、千葉、長野、岐阜、滋賀、岡山、高知、鹿児島。
北から南まで、実際に現場へ足を運びました。
そこで見たのは、ニュースや数字だけでは分からない、夏のスポーツ現場のリアルでした。
気温39℃を超えるグラウンド
特に印象に残っているのが、岡山の会場です。
計測した時間帯には、気温39℃を超え、WBGTも33を超えていました。
グラウンドに立っているだけでも暑い。
その環境で、選手たちは走り、ぶつかり、試合をします。
もちろん全国すべてが同じ環境だったわけではありません。
だからこそ感じたのは、
暑熱対策には「とりあえずこれを置いておけば大丈夫」という正解はないということでした。
地域も違う。
天候も違う。
競技時間も違う。
利用する人数も違う。
その日の環境を見ながら、選手が必要な時に使える状態をつくっておく。
そこまで含めて「暑熱対策」なのだと思います。
アイスバスは、氷を入れたお風呂?
「アイスバス」と聞くと、大量の氷を入れた浴槽を想像される方も多いと思います。
実際、スポーツの現場では、ビニールプールや浴槽に氷を入れて身体を冷やす方法が長く使われてきました。
もちろん、それも一つの方法です。
ただ、実際に大会を運営する側に立ってみると、別の問題も見えてきます。
大量の氷を準備する。
会場まで運ぶ。
水を張る。
氷を追加する。
水温を確認する。
数日間の大会で、多くの選手が利用するとなれば、その作業を何度も繰り返します。
「冷やす」ということ以上に、冷やせる環境を維持すること”が大変なのです。
THERMO ZEROという選択肢
THERMO ZEROは、氷を大量に投入して水温を下げるのではなく、専用のチラーで水を冷却します。
必要なのは基本的に水と電源。
一度環境をつくれば、設定した温度を目指して冷却し続けることができます。
ただ、私たちはTHERMO ZEROを単なる「アイスバス」という商品として広げたいわけではありません。
今回、全国の現場を回って、その思いはさらに強くなりました。
大切なのは機械そのものではなく、選手が必要な時に、きちんと使える環境がそこにあること。
だと思っています。
「売って終わり」では、現場では機能しない
実際のスポーツ現場では、
「どこに設置するのか?」
「何人くらい利用するのか?」
「何台あれば足りるのか?」
「試合と試合の間に水温は戻るのか?」
「大会期間中、誰が管理するのか?」
こうした部分まで考えなければ、本当に使える設備にはなりません。
だから私たちは、できる限り現場に行きます。
設置して終わりではなく、実際に使われるところまで見る。
そして、うまくいかなかったことも次の現場に活かす。
今回の全国8ブロックでの運用も、私たちにとって大きな実証の場になりました。
プロだけの設備にはしたくない
THERMO ZEROは現在、プロスポーツチームをはじめ、さまざまな競技・施設で活用の場が広がり始めています。
ただ、私たちが目指しているのは「プロだけが使える特別な設備」ではありません。
大学や高校。
地域の競技団体。
スポーツ施設や合宿所。
夏の大会や遠征先。
暑さと向き合うスポーツ現場は全国にあります。
だからこそ購入だけではなく、レンタルや夏季限定、大会・合宿期間だけの導入など、現場に合わせた形をつくっていきたいと考えています。
この夏は、THERMO ZEROにとって大きな一歩でした
全国8ブロックを回り、いろいろな環境を見て、たくさんの選手やスタッフの皆様と接することができました。
正直、現場に出たからこそ分かった課題もたくさんあります。
でも、それ以上に、
「日本のスポーツ現場には、まだまだできることがある」と感じています。
私たちが届けたいのは、冷たい水ではありません。
選手が安心して競技に向き合い、終わった後にはしっかり身体を整えられる。
そんな環境を、もっと当たり前にしていくことです。
今回ご協力いただいた各地域のラグビー協会の皆様、大会関係者の皆様、そしてこの機会をつないでくださった皆様には、心から感謝しています。
THERMO ZEROは、まだ始まったばかりです。
一つひとつの現場で経験を積みながら、
「現場で本当に機能するリカバリー環境」を、日本のスポーツの新しい当たり前にする。
そこを目指して、これからも全国のスポーツ現場へ足を運んでいきます。
有限会社エッカ
代表取締役 石井 道展
THERMO ZERO





